医師開業支援サービス インタビュー③「売主様とのご面談」

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岡本 龍 様は、2023年5月に、兵庫県神戸市の「適寿クリニック」を承継開業されました。岡本 龍 様が理想とされる地域医療の実現に向けて、踏み出した新たなチャレンジ。
そんな岡本 龍 様に、今後の展望と、開業までの過程で苦労されたことや注意すべきことなど、フェーズごとにお話しを伺いました。

TOP面談とは?

譲渡を検討されている先生と譲受を検討されている先生が初めて顔を合わせる場です。クリニック内で行うことが多く、双方の自己紹介から始まり、なぜ譲渡を考えているのか、なぜ譲受を考えているのか、譲受後はどのように運営をしていきたいのか、など相互理解のためのコミュニケーションをとってもらう場です。

ここでは「具体的な条件面」だけの話をしないことが重要です。過去、当社が支援させていただいた先で「医師同士が自由に意見を交換することで、初めて理解し合えることがある」と教えてくださった先生がいらっしゃいました。TOP面談は「相互理解」が最重要であり「具体的な条件面」はその延長線上にあります。

―TOP面談を終えて、いかがでしたか

譲渡を検討されている先生と初めてお会いし、私がやりたいことと譲渡を検討されている先生の思い描いている未来の構想が非常に近く、良いチャレンジになりそうだと実感でき、非常に嬉しい気持ちになりました。

私は、承継する際は、ただ受け継ぐだけではなく、それまでやってこられた先生の想いを胸に、地域の患者様が求めている医療を提供するために受け継ぐ、そして実際に提供していくことが大切だと考えています。
今回、譲渡を検討されている先生と考えや目指すものの方向性が同じだったこともあり、非常にご縁を感じましたし、頑張りたいと思えました。

―本件を進めることに決めた理由を教えてください

私が目指していた地域の患者様のためのクリニックであり、地域医療を存続させたいという強い気持ちを持たれている譲渡を検討されている先生の想いと期待に応えたいと思ったからです。

譲渡を検討されている先生からは「医療分野で町づくりをしていきたい。町づくりにおいて” クリニックをどのように位置付けて運営をしていくか “という大きなテーマがあった。求人をかけても専門科目を持っている先生は集まるけど、いわゆる総合的な診療を志す医師はなかなか見つからない。町づくりには総合的な診療ができる医師が絶対に必要だ。」というお話もありました。そんな大きなテーマも踏まえながら、私のチャレンジに背中を押してくれた譲渡を検討されている先生には感謝しています。