AIの台頭により、
「将来なくなる職業・給料が上がる職業・下がる職業」
などの話題を耳にすることが多くなっております。
その中で、介護職員の給料は上がると予想されております。
なぜ、介護職員の給料は上がるのでしょうか?
「介護の現場では、ベッドに寝ている人が床ずれして痛がっているかどうかなどを、相手の状況や表情から読み取り対応を取る必要があります。
これらの相手の痛みや感情を読み取るというのは、AIやロボットには困難な部分」なのだそうです。
そのため、介護職員の地位は向上するのではと言われております。
一方で、介護報酬が上がらなければ、給料を上げるのは難しいと思いますので、課題は多いと思われます。
同様に、医療、福祉の分野を見てみると、
医療業界においては、大部分がAIに代替されると言われております。
アメリカではAIを搭載するロボットを使った臨床実験が進み、
医師の仕事の8割ほどを代替できるとの検証結果もあります。
手術についても将来ロボットが行うようになるのかもしれません。
福祉においては、学童保育指導員の給料が上がるといわれております。子供達が遊びに飽きていることを敏感に察知するということが
ロボットには難しく、代替が難しい職業となるそうです。
そのため、放課後等デイサービスなどの児童福祉などが
重要な業態となるかもしれません。
上記を踏まえると、
将来介護職は人気の職業となる可能性を秘めています。
一方で、人材を獲得する側の競争は激化するかもしれません。
より高い給与の提示、福利厚生の良い企業への人材集中が予想されます。
これらを見据え、今後の経営を考える必要があるかもしれません。