先月末とある介護事業のM&A案件のクロージングに立ち会いました。
クロージングとは譲渡対価が振り込まれて、
正式に”M&Aが成立する瞬間”です。
買手様と売手様が同時に一箇所に集まり、
契約書への調印~対価の振込みまでを同日で完了させます。
時間にして約2~3時間ですが、
対価の振込み(決済)までがなされるまでは独特の緊張感に包まれています。
しかし、いざクロージングが終了すると、
その緊張感が安堵感に変化します。
クロージングが完了した瞬間、
仲介の立場の私達も「ようやく終わった」と
肩の荷をおろすことができます。
これにより売手様も新たなビジネスへ挑戦することができ、
買手様も念願であった業態へM&Aにより進出することができました。
クロージングが終わった瞬間は、
売り手様と買い手様両者の、
「第二の人生」のスタートでもあります。
一方私達にとりましても、
続々と寄せられる介護運営法人様のお悩み解決を、
M&Aで実現するための課題に日々応えていかなければなりません。
常に始まりであるという気持ちを忘れずにあり続けます。