近年、医療/介護業界において、多くの経営者様が譲渡を考えておられます。
その背景には、
・後継者がいないこと
・後継者にしたいと思える人材がいないこと
が主にあげられます。
しかしながら、同じような悩みを持っていたとしても、
譲渡を決断される方がいらっしゃれば、譲渡をしない方もおられます。
一体、その違いは何でしょうか。
私も仕事をしながらその違いについて思い考え続けたところ、
「縁とタイミング」が重要ではないかと思うようになりました。
最良の縁だと思ったとしても、タイミングが合わなければ成約に至りません。
タイミングが良くても、良いお相手先に巡り合わなければこれも成約に至りません。
ここで縁とタイミングについて、もう少し考えてみたいと思います。
・良縁に巡り会っても、タイミングが合わなければ成約に至りません。
・タイミングが合っても、良縁に巡り会わなければ成約に至りません。
この考えでいくと、縁より先にタイミングがくることがわかります。
譲渡を考えられる際は、まず「今がそのタイミングか」と
自分自身を振り返ってみるとよいかもしれません。
譲渡のタイミングが明確にして良縁に向けた行動をしていけば、
思い描いていたM&Aへ近づくことでしょう。