譲渡の終着点である「クロージング」は双方にとって特別な日になります。
売主からすると自分の事業を預け、次に託す日。
買主からすると事業を譲り受け、次の一歩を踏み出す日。
そんな日につい最近立ち会うことができました。
双方、にこやかに暖かい空気で終えることができ、
内心本当にほっとしたのとともに、
M&Aアドバイザーの良さを十分に感じることができました。
譲渡の終着点までの道のりはそんなに簡単なものではありません。
終着点までの道のりを簡単に示すと
価値算定⇒ノンネーム打診⇒ネームクリア
⇒TOP面談⇒基本合意⇒デューデリジェンス
⇒最終合意⇒クロージング
となります。
字面だけ見るとなんだか簡単なように見えますが、
「TOP面談」までの道のりが長く、
その後もさらに細部まで話をしていくことになるため、
心象的にも苦しくなることができます。
各フェーズにおいてフォローを行っていくことが、
我々の仕事ではありますが、時には指揮を振って、
先導していかなければなりません。
我々は顧客のアドバイザーである前にパートナーでもあります。
顧客の皆様が抱いている疑問や不安に対して適切な対応を
常に取っていかなければなりませんが、
その対応は顧客の方の考えや、
気持ちを汲み取ったうえで行っております。
こちらから無理に譲渡や買収を呼びかけることはありませんが、
今後の進退、事業の拡大を共に考え、
経営者にとってのベストな選択ができるよう、
いつでもご相談に対応させていただきますので
お気軽にお問い合わせいただければと思います。