日頃から様々なお客様とお話をさせていただく中で、
有料老人・グループホーム・訪問看護/介護を買収したい等、
多くのご要望を頂きます。
これらの業態を大きく2つに分けますと、「施設」と「在宅」になります。
どちらの業態にも多くのニーズが寄せられていますが、
M&Aにおいては各々に見るべきポイントが存在します。
施設では、部屋数・稼働率・付随するデイや訪問介護等のサービス
について、在宅においてもこれらのことは然ることながら、
加えて「人」がより当てられます。
なぜなら、M&Aに際して管理者
含めた人が複数退職となると、M&Aの実現が極めて困難になってしまうからです。
施設がハードに対して、在宅はソフトと言い換えることができます。
ソフトはハードがなければ脆いものでもあります。
とりわけ小規模の訪問系サービスは離職から廃業につながりやすくなっています。
ここで結論になりますが、
在宅は施設を買収することで事業を安定化させること、
施設はサービス強化のための在宅を買収すること、
このクロス関係のM&Aを増加させていくことで、
施設×施設/在宅×在宅だけではない
地域に貢献できる介護サービス事業者を増やせるのではないかと考えております。
タイトルの回答は、「どちらも選ばれていく」