スーパーバイザー

N.ONISHI　

これまで担当した業務は、内容の違いはあれ、結局は人と人をつなぐことでした。その中で感じることは、人と人の出会いは、本当にご縁とタイミングということ。当たり前ですが、ＣＢパートナーズにご依頼をいただくケースは、お相手がすぐに見つかるといったことはあまりなく、成約したケースでも細い糸をたぐるように地道な作業が必要でした。そのような業務の中、心掛けているのは先入観を持たず、少しでも可能性があれば、お相手候補、提携先に連絡してみること。思い返せば、何とか成約した難しいケースは、あと数件だけ連絡してみようと手を動かした結果でした。勿論、ビジネスですのでどこまでやるかは判断が必要ですが、効率一辺倒ではなくご縁を探す気持ちは、これからも大切にしたいと思っています。

私の入社当時と比べるとＣＢグループの事業領域は随分と広がり、医療機関の経営のフェーズ、課題ごとに何らかの対応ができるようになってきました。ただし、まだそれぞれのサービスが個別的に提供されている感は否めません。事業承継が無事にまとまり、医療機関が地域に残ることだけでもやりがいはありますが、承継された方々にとってはそこからがスタートであり、承継後の経営がうまくいくようにお手伝いができていないことには物足りなさもあります。簡単ではないと思いますが、将来的には事業承継後の経営のフォロー、地域包括ケアにつながるＭ＆Ａ・新規事業提案など、地域医療の維持、発展につながる仕事を幅広く手掛けてみたいと考えています。